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暑さ寒さも彼岸まで

東京では、例年お彼岸を過ぎてもまだまだ暑い日が続くことが多いですが、それでも真夏のうだるような暑さから、秋らしい過ごしやすい気候に変わってきたように感じます。

季節の変わり目、夏の過酷な暑さを乗り切ったこの季節、人も動物たちも体調を崩しやすいです。
エキゾチックアニマルの中でも特にウサギなど草食動物は、少しのストレスで胃や腸の動きが止まってしまったり、食欲がなくなってしまうことがあります。

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草食動物の健康は腸の動きと直結しており、腸が動かなくなるだけで、ぐったりしてしまったり、命に関わることも珍しくありません。
また、季節の変わり目に起きる換毛の際には、飲み込んだ毛が塊になって腸につまってしまう、所謂「毛球症」も起こりやすいです。

これらの対策としては、なるべく温度変化を最小限にすること、腸を動かすために十分に繊維質を含む牧草をしっかり食べさせておくこと(ペレットや野菜、おやつは最小限に!)、予防的に腸を動かすお薬や、毛玉を流れやすくするお薬を飲ませておくこと、などがあげられます。

かなり調子が悪くなってからではないと、具合が悪いのを表に出さないのがエキゾチックアニマルです。
普段の様子、食欲やうんちの大きさ・数をよく観察しておいて、少しでもおかしいと思ったら、遠慮なく病院にご連絡またはご来院下さい!


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