HOME > 動物別症例集 > トカゲ > ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞
動物別症例集
< ぶどう膜嚢胞・虹彩嚢胞(色素上皮嚢腫) | 一覧へ戻る | ニシアフリカトカゲモドキの機能的卵閉塞 >
ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞
卵胞うっ滞を呈した場合、卵胞による体腔内の物理的占拠により、初期には消化管が圧迫され、食欲不振と腹部膨満からはじまり、続いて体重減少、元気消失、後躯不全麻痺などがが認められます。
内科療法としては、脱水を緩和するため皮下点滴を行い、低カルシウム血症を防ぐためカルシウム剤を注射を行います。それでも改善が見られない場合は、外科的に卵胞や卵巣の摘出を試みます。
本症例は外科的摘出後も予後は良好で、食欲が戻り体重も増え元気になりました。
内科療法としては、脱水を緩和するため皮下点滴を行い、低カルシウム血症を防ぐためカルシウム剤を注射を行います。それでも改善が見られない場合は、外科的に卵胞や卵巣の摘出を試みます。
本症例は外科的摘出後も予後は良好で、食欲が戻り体重も増え元気になりました。