HOME > 動物別症例集 > 犬 > ぶどう膜嚢胞・虹彩嚢胞(色素上皮嚢腫)
動物別症例集
< 犬の東洋眼虫 | 一覧へ戻る | ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞 >
ぶどう膜嚢胞・虹彩嚢胞(色素上皮嚢腫)
前房と呼ばれる部位に黒い嚢胞が浮かんでいることを色素上皮嚢腫といいます。腫瘍との鑑別が必要ですがこの嚢胞が前房内を上下左右自由に動くのが特徴です。嚢胞の摘出、除去するケースは稀ですが、嚢胞が角膜内皮に接触し、角膜浮腫が生じる場合や、嚢胞の個数が多く視界のじゃまをするようだと手術が必要な場合もあります。