HOME > 動物別症例集 > > 犬の腸重積

動物別症例集

< 犬のマダニ寄生  |  一覧へ戻る  |  犬の東洋眼虫 >

犬の腸重積

この写真は異物が腸に引っかかって腸が異物を無理に排出しようとした結果、腸重積になった症例です。腸切開により異物を摘出し閉塞を解除する処置(写真2枚目)を行います。

腸管の中にそれに連なっている腸管の一部が反転してはまり込んで外と中に重なった状態となり、これによって腸管内の内容物が通過できなくなってしまうことを腸重積といいます。原因としては大腸炎による下痢、腫瘍、異物などがあり、症状は腹部の痛み、食欲不振、嘔吐、しぶりなどがあり、基本的には外科手術が適応となります。腸重積が重度になると腸閉塞になり生命に危険が及ぶので注意が必要です。

ギャラリー


カテゴリ:

< 犬のマダニ寄生  |  一覧へ戻る  |  犬の東洋眼虫 >

ご予約について

このページのトップへ