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動物別症例集
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モルモットのハジラミ
モルモットの外部寄生虫症は比較的多いと言われます。主にハジラミやダニが認められます。
モルモットに皮膚病が認められた場合、これらの寄生虫や、内分泌性(ホルモン性)、ストレス性、栄養性(ビタミンC欠乏など)なども考慮して検査や治療にあたります。
写真はカビアハジラミというハジラミの仲間で、皮膚の角質や皮脂などを食べています(注。
ハジラミ類は宿主特異性が高く(人など、他の種類の動物には移らない)、動物の体の上でなければ生存・繁殖ができません。
症状は軽度のかゆみと、不快感(落ち着きがなくなる)などで、特に耳の後ろに見られることが多いです。
感染が少数であれば、症状がない場合もあります。
治療は注射や飲み薬、犬猫用のスポット製剤が使われます。
多くの薬は卵には効果がないため、通常2週間毎に複数回の投与が推奨されています。
また、主に直接の接触によって他のモルモットに移るので、同居のモルモットは同時に駆虫する必要があります。
(注:似た仲間であるシラミは、血を吸って生活しています。
モルモットに皮膚病が認められた場合、これらの寄生虫や、内分泌性(ホルモン性)、ストレス性、栄養性(ビタミンC欠乏など)なども考慮して検査や治療にあたります。
写真はカビアハジラミというハジラミの仲間で、皮膚の角質や皮脂などを食べています(注。
ハジラミ類は宿主特異性が高く(人など、他の種類の動物には移らない)、動物の体の上でなければ生存・繁殖ができません。
症状は軽度のかゆみと、不快感(落ち着きがなくなる)などで、特に耳の後ろに見られることが多いです。
感染が少数であれば、症状がない場合もあります。
治療は注射や飲み薬、犬猫用のスポット製剤が使われます。
多くの薬は卵には効果がないため、通常2週間毎に複数回の投与が推奨されています。
また、主に直接の接触によって他のモルモットに移るので、同居のモルモットは同時に駆虫する必要があります。
(注:似た仲間であるシラミは、血を吸って生活しています。