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輸血と人工血液

先日、こんなニュースを目にしました。

「減り続ける献血可能人口、『足りない血液』を補う人工血液の研究進む」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000008-wordleaf-sctch

動物でも輸血をすることが少なからずあります。
大けがの出血多量で、というよりは、腫瘍の破裂による大量出血だったり、血液中の細胞が壊れてしまう病気だったり、血液が作られなくなってしまう病気などが多いですね。

動物には血液バンクが存在しないので、その都度ドナーを募ったり、スタッフの家の子に緊急出動してもらったりします。緊急時に血液を分けて頂くドナー登録もお願いしています
ですが、やはりいつでも十分量の血液が確保できるわけではなく、供血動物側にも多少負担がかかるためにもどかしい思いをすることも多くあります。

そんな中見つけたこのニュース。人の人工血液だけでなく、犬や猫の人工血液も研究が進んでおり、すでに開発には成功していて、実用に向けて動いているとのこと。
これは獣医療業界にとっても革命的です!
近い将来、輸血の血液確保先に悩まず、必要な子に惜しみなく人工血液を入れてあげることができるようになるのでしょうか。

実用にはもう数年先の話になるとのことですが、とても楽しみなニュースでした。

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謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

今年はいよいよ平成が終わり、新しい元号になります。時代の移り変わりを否が応でも感じずにはいられません。
最近の調査では、猫の飼育頭数が犬を上回ったとも言われていますし、エキゾチックアニマルではハリネズミの人気が著しく、来院数も非常に多くなっています。

こういった時代の変化とともに、求められる獣医療技術も変化していきます。そういったニーズにしっかり応えられるよう、また一年頑張っていこうと思います。

また今年一年、ココニイル動物病院をよろしくお願いするとともに、皆様と動物さん達のご多幸をお祈り申し上げます。

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残暑お見舞い申し上げます。

8月も終盤になり、日によっては秋の雰囲気が見え隠れするようになってきました。気象庁によると、9月半ばには気温が平年並みに戻る予報とのこと。やっと終わりも見えてきたようで、少しほっとしています。



今年の夏の暑さは本当に厳しいですね。その分、皆さん暑さにはかなり気を使っているようで、当院では熱中症のお話はほとんど聞かずにすんでいます。
来院される方も、首にクールマフラーをまいたり、ケージの中に保冷剤を入れていたり、暑さ対策をしっかりして頂いている印象があります。

一方で「お散歩に行かないから太ってしまった」というケースをよく見る気がします。まあ、今年ばかりはしょうがないかなとは思いますが、できれば食事量を制限するなどして、対策してあげて下さいね。特に短頭種のワンちゃんは、この時期の肥満は命に直結します。

この酷暑もあともう一息、力を合わせて乗り切りましょう!


症例発表

新年度が始まり、ばたばたと忙しい日が続いている方も多いと思います。

さて、先月の話になりますが、当院の中西先生が、エキゾチックペット研究会にて症例発表を行いました。

ハリネズミの神経疾患については名前だけは先行しているものの、良く分かっていないことが多く、検査や治療も難しいものとされてきました。今回の発表では、従来言われてきたものとはまた違った可能性を、提案出来たのではないかと思います。

ハリネズミに限らずエキゾチックアニマルは、解明されていないことが多いため、こういった機会を増やしていく事で、明日の獣医療に貢献できればと考えています。

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新年度が始まりました!

陽気もすっかり春らしくなり、いよいよ新年度が始まりましたね。

春は出会いと別れの季節。
当院でも、今まで主に水曜日の診療を担当していた芝﨑が退職した一方、新しく獣医師・動物看護師の仲間が複数名加わりました!

ワンちゃんたちの予防シーズンも始まり、少しの間病院内がバタバタするかもしれませんので、来院の際にはお時間に余裕を持っていらっしゃいますよう、よろしくお願いします。

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暖かくなり、虫たちも活動を始めています。外にお散歩に行かれる方は、ノミ・マダニの予防を忘れずに始めて下さいね。
狂犬病・フィラリア検査も始まっています。ゴールデンウイーク辺りから、病院の混雑が予想されますので、ご来院予定の方はお早めにお願いします!

猫バンバン

今日は2月22日、にゃんにゃんにゃんの日ですね!
もうすぐ3月、街中の梅の花も咲き始めているというのに、東京は朝からみぞれが降るという厳しい寒さ。
こんな日には猫もコタツから出てきませんね。

さて、そんな猫の日にこんなニュースが出ていました。

猫バンバンは大事>猫が車に入り込むトラブル、1月に19件の救援依頼が発生 車内で猫が出産していた事案も - BIGLOBEニュース news.biglobe.ne.jp/domestic/0221/…

こんな寒い日には、家の猫さんはコタツで丸くなれますが、外猫たちはそうはいきません。
そんなときに手軽に暖を取れるのが・・・車です。

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「猫バンバン」、数年前から言われているこのプロジェクト、聞いたことがある人も多いと思います。
暖かさを求めて、猫たちは車の下、タイヤの上、挙句の果てにはボンネットの中にまで侵入してしまうことがあります。
ドライバーがこれに気づかずにエンジンをかけてしまうと・・・エンジン内のベルトやタイヤに巻き込まれて大惨事を招きかねません。

実際に、当院にもそのせいで骨折したと思われる子猫さんが運ばれてきたこともあります。

車に乗る前にボンネットを軽く叩くこと、これが「猫バンバン」のやり方です。(やり過ぎは、かえって猫たちが恐怖で固まって出てこなくなっちゃうのでNG)
http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/

寒い日が続く今年の冬、少しの心がけで不幸な事故を減らせる「猫バンバン」、知らなかったという人は、是非心がけてみて下さい。


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エンジンルームの中、さてどこに猫がいるかわかりますか・・・?


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