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ブログ 雑記: 2016年3月



いよいよ桜の季節ですね!
先日中野通りから四季の森公園まで散歩してきました。中野通りは残念ながらまだ満開とは行きませんでしたが、週末の桜まつりに向けて着々と準備が進められていました。みなさん盛り上がってますね!

さて、桜といえば、「コザクラインコ」と「桜文鳥」が、その名を冠しています。
日本の桜にはどっちかというと文鳥かな?という偏見から、今回は桜文鳥のお話です。(元々は東南アジアの鳥ですが)

桜文鳥は、体の羽毛にぽつぽつ白い斑点がついているのが特徴です。この模様を桜の花びらに見立てて「桜文鳥」。何とも粋な、日本人らしい名前ですね。

そもそも文鳥の野生色は黒・白・グレーの3色で、桜模様は入っていません。本来は輸入された野生の文鳥を「並文鳥」と呼びます。
しかし最近では、繁殖の子でも桜模様のない子たちを「並文鳥」と呼ぶこともあるようです。(ノーマル文鳥とも言います)

さて、「並文鳥」が日本に輸入されて繁殖させていく間に、突然変異の真っ白な「白文鳥」が生まれました。愛知県弥冨村の繁殖場で生まれたカラーだそうです。今は台湾系の「白文鳥」もいて、繁殖の時に子供のカラーリングが弥冨系とは変わってくるとのことでした。
因みに白文鳥は英語で「Japanese Rice Bird」とも呼ぶそうです。

この「白文鳥」と野生色の「並文鳥」を掛け合わせてできたのが、「桜文鳥」になります。おそらく文鳥で一番一般的なカラーではないでしょうか?
白模様の面積により「パイド」と分類される場合もあり、模様のバリエーションが豊かで個性的なカラーともいえますね。

それから、色素が全体的に薄めの2品種があります。体色が全体に薄グレーの「シルバー文鳥」と、セピア色の「シナモン文鳥」。
この2品種はメラニン色素が少ない種類なので、紫外線にやや弱いと言われています。

他にもアゲイト、クリーム、イノ、アルビノ、ブルーなどのカラーも生まれているようです。

興味がある人は、カラーとその由来も調べてみると面白いかもしれません。

春になれば

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どじょっこだのふなっこだのも騒ぎ出す季節ですが、奴らも動き出します。

ノミです。

ノミは最低気温が13℃以上であることと、湿度が一定以上あることで発育します。
まだまだ寒い日はありますが、これから暖かい日が続くと徐々に増えてきます。

「室内飼いだから大丈夫?」

ノミは数十cmもジャンプすることができる、とても行動範囲の広い虫です。
完全室内飼いの猫さんでもいつの間にかノミがついていた、という話は去年だけでも2件ありました(実際の感染経路は不明ですが)。

「ついてから治療すればいい?」

ノミは動物に取り付いて吸血してから、48時間以内に卵を産み始めます。(1日20~50個も!)
なので、家の中の子にノミが見つかったら、すでにカーペットやベッドに卵を産んでいる可能性があります。

また、ノミはおなかの寄生虫を媒介することも知られています。
昔は「黒死病」と呼ばれ、高い致死率で恐れられていたペストも、ネズミにつくノミが媒介する病気でした。
今の日本ではペストの心配までは必要ありませんが。


ノミの予防は、月に1回背中に薬をたらすスポット製剤や、飲み薬が出ています。
ついてしまうと大変なので、しっかり予防を心掛けましょうね。

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